RSNの審査結果

2週間程前になりますが、英国王立刺繍学校(RSN)のイギリス本校から、
提出した課題の審査結果メールが届きました。

RSNイギリス本校

実は、コロナウイルスの影響で イギリス本校の審査スケジュールが遅れていて、
私の課題も、いつ審査して頂けるか分からない状況でした。
このため、かなり待たなきゃいけないことは覚悟していて、”いつか審査していただけたらいいかな”ぐらいの
気持ちでいたのですが、思いの外、早く審査して頂けました。

また、審査が遅れていることに対する本校のご配慮だと思うのですが、通常は 封書で成績表が届くところ、
いち早くメールで知らせて下さいました。
お忙しい中、お気遣いいただいて 本当に感謝です。

 

そしていよいよ、メールの添付ファイルを開けることになったのですが、
この歳で、成績表をもらうことなんて中々無い!!ので、 妙に緊張してしまい、
何だか怖くて、しばらくファイルを開くことが出来ませんでした(;;)。

その後、ようやく意を決して、ファイルを開いてみると・・・

4技法

無事に審査に合格していました!!
しかも「with Distinction」の文字も一緒に!!

今まで知らなかったのですが、調べたところ 成績には段階があるそうで、
「Distinction」は一番上の”優秀位”なんだとか。

一番心配していたシルクシェーディング(ロング&ショートステッチ)も、
自分では驚くほどの良い評価を頂けていました。
ううっ 本当に嬉しいです。
評価チームからも 沢山のおめでとうの言葉をいただき、何度も何度もやり直しをした あの時間が蘇ってきて、
涙・涙でした。

本来ならCertificate courseは5年以内に終了しなければいけないところ、審査業務が遅れていたこともあり、
私の場合は 審査完了まで6年近くかかってしまいましたが、何とか無事に成し遂げられて ひと安心。

本当に物凄く大変だったけど、受講前と受講後の今とでは、明らかに知識の幅が広がったし、
技量面と刺繍に向き合う精神を、1から とことん鍛えて頂いた時間は、今後に繋がる私の大きな財産となりました。

リュネビル刺繍に加え、RSNで習得できた沢山のことを、これから教室の生徒皆さんに どんどん伝えていけたらと思っています。

的確に技術を教えてくださった二村先生を始め、サポートしてくださった日本分校の事務局の皆さまと
イギリス本校の皆さま、共に同じ時間を過ごし勉強した受講生の皆さま、応援してくださった生徒の皆さま、
そして家族に、改めて感謝したいと思います。
本当に本当にありがとうございました。

 

ハンプトンコートのお庭にある大きな木の下で、毎年行われる修了式。
RSNお庭今年も来月7月上旬に行われる予定とのことで、お誘いを頂いたのですが、流石にこのコロナ禍では行けず、
泣く泣くお断りすることに・・・
コースを受講する際、”無事に終了したら出席したい”と 夢見ていたので、願い叶わずで本当に残念。
出席したかったな・・

行きたい時に行くことが出来ない状況がまだまだ続いていて 本当に残念なのですが、
でもまたいつか、必ずハンプトンコートに訪れて、前渡英時に時間がなくて出来なかったスタジオ見学も
させていただきたいなと思っています。
その日を夢見て、気持ち新たに また刺繍を頑張ります。

中々時間がなくて、学校の課題のことをあまりお話出来ていないので、また時期を見て、
少しづつお話しできたらと思っています。
ほんとにマイペースなブログで申し訳ないですが、また覗いて頂けたら嬉しいです。

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